Nelson Bocanegra Carlos Vargas Andrea Shalal
[ボゴタ 28日 ロイター] - コロンビア政府は過去数週間にわたり、国際通貨基金(IMF)の担当者と主に資金確保について事務協議を重ね、財政正常化につながる合意を模索している。事情に詳しい関係者3人が28日、ロイターに明らかにした。
コロンビアのデラエスプリエジャ大統領は27日遅く、財政危機からの脱却を図るため、経済チームに対してIMFと協議を行うよう指示したと述べた。
関係者らによると、より有利な金利で代替的な資金調達を行うことが協議の焦点。コロンビアは今年と来年、大幅な財政赤字が予想され、国内外で借り入れ目標を引き上げていることが背景にある。
財務省は、レストレポ副大統領、マルティネス財務相とIMFのナイジェル・クラーク副専務理事らとの会談を受け、同国経済とマクロ経済政策の評価を行う使節団の派遣をIMFに要請したことを確認した。
コロンビアは税収の減少、前左派政権下での支出拡大、インフレ高止まりを背景に、財政難に見舞われている。8月に就任した右派のデラエスプリエジャ氏は、大規模な歳出削減策を約束している。
政府は今年の財政赤字目標を国内総生産(GDP)比で従来の5.3%から7.2%に、来年についても過去最高の9.4%へそれぞれ引き上げた。今年の借入額は105億ドル余り増加し、2027年の借入額は当初計画の2倍以上に相当する716億6000万ドルに達する見通しだ。