[バンコク 29日 ロイター] - タイ政府は29日、これ以上の降雨がなければバンコクの浸水は2─3日で解消する見通しだと発表した。大雨と洪水に見舞われ、フラッグキャリアであるタイ国際航空は通常運航の再開に苦慮している。
• エカポップ・ピアンピセート政府報道官は記者会見で、同日の閣議で長期的な洪水対策と復旧措置を協議すると述べた。
• バンコクでは先週、例年の9月降水量にほぼ匹敵する320ミリの雨が数日間で降り、浸水被害などが出ている。
• バンコクの主要空港は週末の降雨と洪水の間も運営を続けたが、スワンナプーム空港では手荷物の取り扱い業務の一部に深刻な影響が出た。28日にはタイ国際航空の地上業務を支援するため、タイ空軍の隊員69人が動員された。
• タイ国際航空は29日早朝に交流サイト(SNS)に投稿した声明で、28日に34便が遅延し、、26─27日の52便分の手荷物を乗客に配送中だという。
• 別の投稿では「バンコクの浸水状況と機材繰り」を理由に29日の8便を欠航したと発表した。追加の欠航や、運航スケジュールの変更が生じる可能性があるとして注意を呼びかけた。
• ワラウット・シラパアーチャー工業相によると、40県で計1267の事業者が洪水の影響を受けており、うち工場が52、中小企業が1162となっている。
• 洪水による被害額は全土で3億2000万ドルを超えると推計されている。