[28日 ロイター] - カタールの仲介団が28日か29日に、ニューヨークでイランのアラグチ外相と、また別途米国側と協議する見通しだと、交渉について説明を受けた当局者がロイターに明らかにした。戦争終結に向けた新たな取り組みとなる。
匿名を条件に取材に応じた同当局者によると、協議では、イランが先週、国連総会に合わせて提示した7日間の計画の修正案が焦点となる見通し。
アラグチ氏は国連総会への出席後もニューヨークに滞在している。仲介団との協議に米国側から誰が出席するかは、現時点では不明。
イランの準国営ISNA通信はその後、アラグチ氏がニューヨーク時間28日午前に米国で仲介団と会談すると確認した。双方は「現状に関する最新の提案や見解を検討する」という。
一方、イラン外務省のバガイ報道官は28日、その後国営メディアに対し、アラグチ氏のニューヨーク滞在は延長されておらず、当初の予定通りテヘランに戻ると述べた。仲介団との協議についてはコメントしなかった。
<トランプ氏、今週の追加協議を示唆>
イランの7日間の計画は、イランとレバノンでの全ての敵対行為の停止、数十億ドル相当のイラン資産の凍結解除、イラン産原油に対する制裁の解除、米国によるイランの港湾封鎖の解除を想定している。
その上でイランはホルムズ海峡の再開を認め、米国とイランはイランの核開発計画を巡る協議も再開する。
トランプ米大統領は26日、イランの提案を拒否したと表明。イランは深刻な経済的圧力にさらされているため、早期の合意を望んでいると述べた。
ただ、27日には米ニュースサイトのアクシオスに対し、米交渉団が今週、さらなる協議に臨むとの見通しも示した。