確かにディズニーは大人向けのPRを打ってはいるが

ディズニー・アダルトたちは、そのような状況下で「ネズミとの暮らし」を選んだ。経済的に育てられない子どものためではなく、ディズニーで生きるために働いているのだ。

それに、現代社会の陰鬱なまでの色彩の乏しさについても、言うべきことはある。テクノロジー、市場効率、そして自動化によって、われわれの日常体験は冷たく、禁欲的で、無機質なまでに洗練されたものへと向かっている。われわれは『デューン』に登場する冷たく無機質な惑星、ギエディ・プライムを作り出しつつある。ディズニーはそのような悲惨な世界の解毒剤なのだ。

しかし、ディズニーが大人ではなく子どものために作られているという事実から逃れることはできない。確かにわれわれ大人に向けても、執拗なほど売り込まれている。だが、それはわれわれが子どもたちへと通じる入口だからだ。

そろそろネズミから離れ、そのディズニー資金を家族で暮らす家の頭金に回すときである。簡単ではないだろう。だが、『ポカホンタス』に登場するしゃべる木が言うように、「正しい道が、いつも一番楽な道とは限らない」のだ。

いつの日か、またディズニーワールドへ行けばいい。次は、子どもを何人か連れて。

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