[マニラ 25日 ロイター] - フィリピン沿岸警備隊(PCG)は25日、南シナ海で座礁した第2次世界大戦期の軍艦に駐留する部隊への補給任務を中国が妨害したと非難した。中国船の危険な操船で「フィリピン側の要員が危険にさらされ」、任務を完了できなかったと説明した。

PCGで南シナ海問題を担当するタリエラ報道官は「衝突はなく、負傷者も出なかったが、中国海警局の危険な操船によって深刻な衝突の危険が生じた」と述べた。

PCGは、中国海警局と中国人民解放軍海軍が24日、アユンギン礁(セカンド・トーマス礁)への「正当な人道支援・補給活動」を妨害したと述べた。中国の行動は国際法や、南シナ海での中国の広範な権利主張を無効とした2016年の仲裁判断に反すると指摘した。

フィリピンは中国に対し、合法的な補給任務への妨害をやめるよう求めた。PCGは南シナ海で合法的な活動を続け、フィリピンの主権的権利と管轄権を行使すると表明した。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。