Noriyuki Hirata
[東京 25日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は5日続伸し、前営業日比1.30%(850円21銭)高の6万6364円20銭で取引を終えた。寄与度の高い半導体関連株が上昇をけん引した。金利が上昇基調にある中、配当権利取りへの期待が重なって銀行株が買われ、TOPIXの押し上げに寄与した。
朝方には円金利の上昇基調が強まり、株価の上値が抑えられる場面もあったが、原油価格の上昇が一服する中、徐々に水準を切り上げた。アドバンテストや東京エレクトロン、イビデンといった半導体関連株の上昇が指数を押し上げ、午後にかけて堅調に推移した。
TOPIXの上昇率は、日経平均の上昇率と同程度となった。金利高による利ざや改善期待、円安を背景にした早期利上げへの思惑、配当狙いの買いへの期待などが重なり、TOPIXへの寄与度の高い銀行株の上昇に弾みがついた。週明け28日が権利付き最終売買日でもあり「それまでバリュー株の優位が続きそうだ」(りそなホールディングス市場企画部武居大暉ストラテジスト)との見方が聞かれた。
TOPIXは1.31%高の4128.59ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比1.31%高の2129.93ポイントだった。プライム市場の売買代金は7兆8008億8100万円。東証33業種では、値上がりは銀行や証券、その他金融など31業種、値下がりは情報・通信、建設の2業種だった。
山形銀行や阿波銀行といった地銀がプライム市場の値上がり率上位に並んだ。株式公開買い付け(TOB)の思惑が出た小林製薬はストップ高比例配分となった。一方、ソフトバンクグループは軟調。同社が参画し米国で人工知能(AI)インフラを構築する「スターゲート」計画の一環とされるデータセンタープロジェクトで、米IT大手オラクルが投資運用会社に賃料支払いを遅らせる通知をしたと伝わり、嫌気された。清水建設はさえなかった。
新興株式市場は、東証グロース市場250指数が続落し、0.95%安の800.55ポイントだった。スタンダード市場に新規上場したレイヤードの初値は公開価格を59.2%上回る2230円で、終値は2111円となり初値を下回った。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1118銘柄(71%)、値下がりは382銘柄(24%)、変わらずは54銘柄(3%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 66364.20 850.21 65639.62 65,639.6
2─66,410
.27
TOPIX 4128.59 53.29 4092.19 4,089.19
─4,132.1
1
プライム指数 2129.93 27.51 2111.39 2,109.85
─2,131.6
7
スタンダード指数 1742.44 8.5 1736.57 1,734.31
─1,742.4
4
グロース指数 1022.59 -8.84 1029.11 1,017.10
─1,029.1
1
グロース250指数 800.55 -7.64 806.09 795.71─8
06.09
東証出来高(万株) 214920 東証売買代金(億円) 78008.81