[ロンドン 24日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)のブリーデン副総裁(金融安定担当)は24日、インフレリスクの増大に利上げで対応することが「ますます適切になる」と述べた。

ブリーデン氏は英国立経済社会研究所が主催した「UKマクロ政策フォーラム」で、エネルギー価格の高騰による二次的影響の兆候を確認するために政策対応を長く待ち過ぎると、後悔することになりかねないと指摘した。

この発言は、金融政策委員会(MPC)で最近見られる論調の変化と一致する内容で、11月の利上げに道を開く可能性がある。欧州中央銀行(ECB)と米連邦準備理事会(FRB)は既に利上げに踏み切っている。

ブリーデン氏は「ショックが大きく、長引くほど、政策対応が必要となる重大な二次的影響が生じる可能性は高まる」とした上で、「(利上げに票を投じる用意という意味で)9月時点ではその段階になかったが、リスクバランスが変化したことは意識しており、リスクが顕在化するにつれ、政策金利による対応がますます適切になる」と語った。

金融市場が今後1年間で約100ベーシスポイント(bp)の利上げを織り込んでいることについて問われると、11月に予定される次回の政策決定に注目していると答えた。

「私にとって今の問題は『最初の一手が必要か』ということだ。それ以上の利上げが必要かどうかは、経済とそこに加わったショックがここからどう展開するかに左右されると思う」と述べた。また、市場の利上げ織り込みの変化を英中銀は無視できないとの考えも示した。

ロンバルデリ副総裁も24日、エネルギー価格が高止まりすれば、景気悪化の明確な証拠がない限り、利上げが必要になる公算が大きいと述べた。

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