Trevor Hunnicutt David Brunnstrom
[ワシントン 24日 ロイター] - トランプ米大統領は24日、中国の習近平国家主席をホワイトハウスに迎え、首脳会談を行った。
習主席のワシントン訪問は10年超ぶり。米中首脳会談は今年2回目となるが、今回の首脳会談は象徴的な意味合いが強く、実質的な成果は乏しいとの見方もある。
習氏は夫人の彭麗媛氏とともにホワイトハウスに到着し、トランプ大統領とメラニア夫人の出迎えを受けた。
トランプ大統領は会談に先立ち、習氏との間に「真に素晴らしい友情関係」を築いてきたとし、「米中関係を誇りに思う」と語った。また、両国が貿易分野で大きな進展を遂げたとの認識を示した。
さらに会談では、「安全保障、技術、『スーパーインテリジェンス(超知能)』に関する喫緊の課題について協議する」と述べ、「今日これらの分野で下す決定は、今後何十年にもわたり平和と繁栄を促進することになるだろう」と述べた。
トランプ氏は22日に行った国連総会の演説で、人工知能(AI)を「スーパーインテリジェンス」という表現を使用する方針を表明した。
習氏は、友好関係の継続、協力の拡大、米中両国民の幸福促進が訪米の目的だと説明。「中国と米国の協力が全ての世界的課題を解決できるわけではないが、両国の協力なしに多くの問題を解決することは難しいだろう」と述べた。
さらに、自身とトランプ大統領は互いを尊重し、定期的に意思疎通を図り、外交、貿易、金融、法執行分野での協力を支持していると述べた。その上で、中国の門戸は開かれており、米企業の投資を歓迎すると表明した。
米中間の競争については「健全で、一定の範囲内にとどめるべきだ」としたほか、中国は違法薬物対策で米国との協力を強化する用意があるとした。
AIについては、両国にはAIを適切に発展かつ管理する「能力と責任がある」との認識を示した。
さらに、数日中にパンダ2頭が米南部ジョージア州アトランタ動物園に到着すると明らかにしたほか、今後5年間で10万人の米国の若者を中国に招き、交流や留学の機会を提供する計画を明らかにした。