[ワシントン 24日 ロイター] - 米商務省が24日発表した第2・四半期の経常収支の赤字額は、前期比334億ドル(15.7%)増の2460億ドルとなった。財(モノ)の輸入急増を背景に大きく拡大した。ロイターがまとめたエコノミスト調査では、経常赤字は2550億ドルに拡大すると予想されていた。

第1・四半期の赤字額は、従来の推計値2268億ドルから2126億ドルに下方改定された。

第2・四半期の経常赤字は国内総生産(GDP)比3.0%で、第1・四半期の2.7%から拡大した。ドルは基軸通貨としての地位を持つため経常赤字自体がドル相場に与える影響はないものの、米国の「双子の赤字」膨張に対する懸念が強まっている。

第2・四半期のモノの輸入は674億ドル増の9316億ドルに急増。モノの輸出の271億ドル増(6403億ドル)を大きく上回った。この結果、モノの貿易赤字は404億ドル拡大し、2913億ドルとなった。貿易は第2・四半期のGDPを1.14%ポイント押し下げ、3四半期連続でマイナス寄与となった。

第1次所得収支は114億ドルの黒字と、前期の158億ドルから縮小した。第1次所得の受取額は4162億ドルと、前期の3915億ドルから増加。支払額は4276億ドルと前期の4073億ドルから増加した。

純国際投資ポジション(NIIP)はマイナス22兆4200億ドルと前期のマイナス21兆2700億ドルからやや悪化した。対外資産は46兆9700億ドル、対外負債は69兆3900億ドルとなった。

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