Kanishka Singh
[ワシントン 23日 ロイター] - ルビオ米国務長官とインドのジャイシャンカル外相は23日、国連総会が開かれている米ニューヨークで会談した。ジャイシャンカル氏は、米国で先週成立した、ロシアへの経済圧力強化を目的とする包括的な制裁・関税法「ロシア・イラン制裁法(SRIA)」への懸念を改めて表明した。
米国務省は会談後の声明で、両氏が「ロシアおよびイランと経済的な関係を持つ国に対して発動し得る制裁」について協議したと明らかにした。
ジャイシャンカル氏は、ロシア・イラン制裁法を巡るインドの懸念を「改めて表明した」とXに投稿した。同法を巡って、インドはすでに米印関係に影響を及ぼしかねないと米政府に伝えている。
インドはロシア産原油の主要な購入国の一つ。ロシアのウクライナ侵攻後、値引きされたロシア産原油の購入を大幅に増やした。これは、昨年に米国がインドからの輸入品に最大50%と、他国に比べて高い関税を課した理由の一つとなった。
トランプ米大統領は2月、インドがロシア産原油の購入を停止すると約束したとして、これらの関税を撤回した。しかし、インドが今年、ロシアからの購入を減らしたのは短期間にとどまり、米国とイスラエルによるイラン攻撃を受けた供給ショックを受け、購入は増加している。