蚊が媒介するデング熱の感染者がアメリカ各地で確認されている。2026年に入って確認された症例は約2000例に上り、フロリダ州では今年初の死者が出た。

タンパベイ・タイムズ紙の報道によると、フロリダ州ヒルズボロ郡在住の80歳の女性は、デング熱に感染して敗血症性ショックや多臓器不全などの合併症を併発し、9月4日に死亡した。

フロリダ州の今回の流行はここ数年で最も深刻な状況にある。ほかにもアメリカの複数の州や自治領で症例数が増えている。

フロリダ州保健局は本誌の取材に対し、「継続的な予防や対策を通じてフロリダの地域社会を守る」ことに引き続き力を入れると述べ、SNSや地元メディア、関係機関を通じて予防に関する情報を発信していると説明した。

デング熱は蚊が媒介するウイルス性疾患で、通常は発熱、頭痛、強い関節痛といったインフルエンザのような症状を引き起こす。

死に至ることは稀だが、進行するとショック症状や内出血、臓器不全といった命にかかわる合併症を引き起こすこともある。

域内感染が増えた理由
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