Andrew Osborn Vladimir Soldatkin
[モスクワ 20日 ロイター] - ロシアの首都モスクワのソビャニン市長は20日、ウクライナによる過去最大規模のドローン(無人機)攻撃を撃退したと述べた。20日はロシア下院選の投票最終日に当たる。
ソビャニン氏は通信アプリ「テレグラム」で「敵のドローンによる過去最大の攻撃を撃退した」とし、「この前例のない攻撃は明らかに選挙の妨害を目的に計画されたものだ。敵の試みは失敗した」と述べた。
同氏と選挙管理当局によると、ドローン攻撃によりモスクワ州で2人死亡。過去に標的となったモスクワの製油所施設も被害を受けた。またロシアが実効支配するウクライナ南部ヘルソン州で選挙管理委員を含む2人が死亡した。
<下院選、与党が多数派維持へ>
ロシアが2022年2月にウクライナへの本格侵攻を開始して以降で初となる今回の下院選は、反戦を掲げる候補者の大半の立候補が禁じられ、与党「統一ロシア」が難なく多数派を維持するとみられている。
選挙管理当局によると、19日にサイバー攻撃が報告されたものの、3日間の投票はおおむね順調に進んだ。インタファクス通信が中央選挙管理委員会の情報として伝えたところによると、モスクワ時間の20日午後早い段階で投票率は50%を超えた。
暫定結果は20日1800GMT(日本時間21日午前3時)ごろに発表され、より詳細な結果は21日に発表される見通し。