Junko Fujita
[東京/ソウル 20日 ロイター] - 日韓の防衛当局は20日午後6時すぎ、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性のあるものが新たに発射されたと発表した。日本の防衛省によると、すでに落下したものとみられ、日本の排他的経済水域(EEZ)への飛来は現時点で確認していないという。北朝鮮はこの日午後3時ごろにも短距離弾道ミサイルを東岸沖へ発射した。
韓国軍合同参謀本部によると、1発目のミサイルは東部の元山(ウォンサン)付近から東岸沖へ発射。「火星11」系のミサイルとみている。日本の防衛省によると、最高高度約60キロで、約440キロ飛行した。日本のEEZ外に落下したと推定している。2回目の飛翔体の詳細は現時点で明らかになっていない。
金正恩朝鮮労働党総書記の妹、金与正党総務部長は19日、米国主導の軍事演習が朝鮮半島の緊張を「一段と悪化させている」と主張。その上で、核戦力の強化を進める北朝鮮の方針に変更はないと強調した。19日には、国際原子力機関(IAEA)が北朝鮮の核兵器開発を批判する決議を採択したことを二重基準だと反発した。
北朝鮮が弾道ミサイルを発射するのは9月12日以来。日米韓の3カ国は11日まで共同訓練を実施していた。
(藤田淳子、Cynthia Kim、Heejin Kim)