David Shepardson
[ワシントン 15日 ロイター] - 米運輸省道路交通安全局(NHTSA)は15日、米電気自動車(EV)大手テスラに対し、無人の自動運転タクシー(ロボタクシー)専用車両「サイバーキャブ」について、自己認証が適切に行われたかどうかなど一連の質問に9月30日までに回答するよう要請した。
テスラは、一時的に設置した人間による運転操作装置やその他の装備が適合性認証の根拠の一部であったかどうかなどの質問に回答しなければならない。サイバーキャブにはハンドル、ブレーキペダル、アクセルペダルやバックミラーなどの従来の手動操作装置が備わっていない。
テスラや米グーグルの親会社アルファベット傘下のウェイモなどのロボタクシー各社は、ハンドル、ブレーキペダル、ミラーなど人間が運転する際に必要な装備が不要となるよう規制を変更するというトランプ政権の計画を支持している。ロボタクシー批判派は、企業が自動運転車の安全性を証明するまで規制を免除すべきではないとして変更に反対している。
NHTSAはテスラにサイバーキャブが人間の運転手による運転が可能かどうか、また車内のタッチスクリーンに乗員が車両を操作するための制御装置が含まれているかどうか確認するよう求めた。
さらにテスラは最高速度、地理的あるいは時間帯による制限、その他ロボタクシーの制限についても回答を求められている。
テスラは9月3日に南部テキサス州オースティンで少数の車両を用いてサイバーキャブの商用運行を開始した。車両数と運行地域を段階的に拡大する計画だという。
現行法の下では、完全自動運転車でも、ハンドル、ブレーキペダル、ミラーなど人間が操作する車両の機能を搭載している場合はNHTSAの承認を必要としない。