Jeslyn Lerh

[シンガポール 9日 ロイター] - エミレーツ国営石油会社(ENOC)の幹部は9日、イラン戦争後、ホルムズ海峡を通航する石油タンカーの航行コストが大幅に上昇したと明らかにした。追加の戦争リスク保険料や貨物保険料の急騰が主因という。

ENOCの取締役ポール・ブラッドショー氏はアジア太平洋石油会議(APPEC)で、貨物保険料は現在、輸送する貨物の価値に対して相当な割合を占めていると指摘した。「最大5─6%に達する例も見られる。貨物保険料がさらに1000万ドル増える可能性がある」と述べた。

海峡通過に伴う追加の戦争リスク保険料も跳ね上がっているという。「海峡から出ようとする場合、以前は料率がゼロだったが、現在は貨物価値の最大10%に達することもある」と語った。

通航費用は1000万─2000万ドルに膨らんでおり、保険への加入を見送る市場関係者も出ていると述べた。

安全上の理由から、リスクを負う意向のある船主は限られていると語った。

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