[ミラノ 8日 ロイター] - イタリアの大手銀行ウニクレディトは8日、保険子会社への出資が自己資本に及ぼす影響を算定する際、「デンマーク妥協案(Danish Compromise)」と呼ばれる有利な銀行規制を適用する許可を欧州中央銀行(ECB)から得たと発表した。

デンマーク妥協案では、銀行が保有する保険事業への投資について、自己資本から全額控除する代わりにリスクウエートを適用できる。この措置はデンマークが欧州連合(EU)議長国を務めた際に時限措置として導入され、後に恒久化された。

ウニクレディトは声明で、第3・四半期から新たな算定方法を適用し、中核的自己資本比率が0.5%ポイント上昇するとの見通しを示した。

同行は昨年、CNPアシュアランスとアリアンツから合弁事業の持ち分を買い取り、国内生命保険事業の内製化を完了した。

デンマーク妥協案は銀行が支配し、自行の決算に全面連結している保険子会社に適用される。このため、ウニクレディトが金融投資として取得したイタリアの保険大手ゼネラリの約9%の株式には適用されない。

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