Tetsushi Kajimoto
[東京 31日 ロイター] - 国土交通省が31日に発表した7月分の新設住宅着工戸数は、前年同月比8.2%増の6万6439戸だった。持ち家、貸家が増加したほか、マンション、一戸建て住宅の増加で分譲住宅も増えた。エコノミストの事前予想は前年比7.8%増だった。
住宅建設の主要項目がそろってプラスになるのは4カ月連続。
持ち家は前年比0.4%増の1万7730戸。貸家は3万0164戸で前年から10%伸び、分譲住宅は14.6%増の1万8208戸となった。民間資金および公的資金による持ち家が増える一方、貸家では民間資金増加が公的資金による減少を相殺した。
季節調整済年率換算値では前月比1.6%減となった。
住宅着工は、すべての新築住宅・非住宅建築物に対し、省エネ基準への適合を義務化する改正建築物省エネ法施行(昨年4月)前に発生した駆け込み需要のため、大幅な反動減の影響で弱含んでいた。
一方、堅調な住宅需要を反映し、新築および中古の住宅価格が首都圏で1億円を突破する事例が相次ぎ、一部で住宅バブルの様相も呈している。政府が先週公表した8月月例経済報告は、住宅建設が「総じて横ばい」に引き上げられ、2024年8月以来の上方修正となった。
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