Atsuko Aoyama

[東京 31日 ロイター] -

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 159.82/159.84 1.1590/1.1591 185.24/185.25

午前9時現在 160.10/160.14 1.1586/1.1592 185.55/185.56

NY午後5時 160.04/160.09 1.1584/1.1586 185.37/185.45

午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場終盤に比べて小幅にドル安/円高の159円後半で推移している。前週末のウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長発言後の米金利上昇が一服し、ドル買いが小幅に巻き戻された。日米の為替協調介入が行われたとみられる7月末の水準にドル/円が値を戻したことも、上値を重くしたとの声もある。

ドルは米金利の上昇一服などを背景に、朝方の160円前半から徐々に水準を切り下げた後、午後にかけては159円後半でのもみ合いが続いた。実需系では160円超の水準が輸出勢にとっての売り場となったとの見方が聞かれた。

市場では、今後のドル/円の方向性は経済指標次第だとして、ウォーシュ氏の発言だけでドルが160円を上抜けて上昇が加速するほどではないとの受け止めが聞かれた。ウォーシュ氏がタカ派的だとしても、数カ月前と比べ「雇用の数字も含めて盤石ではない」(国内銀行の為替セールス担当者)との見方がある。

ウォーシュ氏自身が市場とまだ十分に対話を行ってきていないこともあり、「利上げしたくないのが本心という見方がなかなか払拭できていない」(外為どっとコム総合研究所の神田卓也シニア為替アナリスト)面もあるとの声もある。

米軍による新たな攻撃などイラン情勢が緊迫化しているにもかかわらず、ドル/円の上値は伸びていない。日米が協調介入を実施したとみられる7月末の水準が160円超でもあり、160円以上は日本政府としてドル高/円安を許容しないのではないかとの見方が「心理的な壁」(外為どっとコム総研の神田氏)になっているとの指摘もある。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。