国連のグテレス事務総長は27日、米国が国連予算に対して滞納している分担金の一部について、近く新たな拠出が行われる見通しだと述べた。

ロイターは先週、トランプ米政権が国連への未払い分担金のうち7億2500万ドルを支払う意向を米議会に通知したと報じた。支払い時期を問われたグテレス氏は記者団に、国連が得た情報では「極めて近く」だと述べた。

米国務省は8月4日付の書簡で、国連の通常予算向けに総額7億2500万ドルを支出すると表明していた。

この金額は、米国の滞納分とされる50億ドル超の15%にも満たない。ただ米政府は、総額ははるかに少ないと主張している。国連は5月、通常予算に関する米国の滞納額は20億4000万ドルと説明していた。

グテレス氏は今年に入り、国連は加盟国の分担金未払いにより「差し迫った財政破綻」に直面していると警告していた。未払い分の大半は米国が占めている。

トランプ政権は、国連が潜在力を発揮できていないと批判し、多くの国連機関への資金拠出を削減している。米政府当局者は先週、いかなる支払いも国連の改革継続が条件と述べ、21日時点では資金を移転していないとロイターに明らかにした。

[ロイター]
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