[26日 ロイター] - 英政府は、イングランド銀行(英中央銀行)に対し、ステーブルコインなどのデジタル通貨や決済システムの革新を支援することを、新たな「副次的目標」として設定する計画。金融安定は引き続き中銀の主要責務とする。英財務省が26日に明らかにした。

ステーブルコインは安定した価値を維持するよう設計された暗号資産(仮想通貨)のトークンで、主に暗号資産取引で使われるほか、決済用途でも利用が拡大している。トランプ米政権による暗号資産推進策の下、近年急速に成長している。

• 財務省によると、新目標は決済技術の発展に規制が追いつくようにすることが目的。

• 英中銀のブリーデン副総裁は今回の発表を歓迎。

• 英中銀は新目標の推進状況について、議会に年次報告を行うことが義務付けられる。

• シティー担当相のルーシー・リグビー氏は、トークン化を含むデジタル決済技術の発展は金融市場を変革する可能性があると指摘。「金融安定は引き続き英中銀の主要目標であり続けるが、この副次的目標は英中銀が決済とデジタル金融の革新を推進し続けることを支え、英国が金融サービスで世界のリーダーであり続けることを確実にするものだ」と述べた。

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