[ワシントン 26日 ロイター] - トランプ米大統領は26日、赤身牛肉の端材の輸入量を一時的に増やす布告に署名した。ホワイトハウスが明らかにした。
ホワイトハウスが公表した布告によると、米消費者向けの牛肉価格が「不合理に上昇している」問題への対応が狙い。米国最大の農業ロビー団体である米国農業連合会はトランプ氏宛ての書簡で、関税の緩和は「米国の牧畜業者を弱体化させる」と訴えていた。
トランプ氏は先週、今回の措置を打ち出す考えを示唆しており、米国の農業・畜産団体から強い反発を受けていた。
干ばつと山火事の影響で、牛の供給が75年ぶりの低水準に落ち込んでおり、米消費者は今年、記録的な牛肉の高値に直面している。
布告によると、トランプ氏は寄生バエの新世界ラセンウジバエ(NWS)の感染拡大を防ぐため、メキシコからの家畜輸入を制限していた。今週、米国は南部国境沿いの一部の家畜輸入拠点の段階的な再開を始めた。
布告によると、無関税で輸入できる牛肉端材の割当枠が30万トン拡大される。