[ニューヨーク 26日 ロイター] - 米国株式市場の主要株価指数は小幅安で取引を終えた。米インフレ指標が予想を上回ったことに加え、多くの投資家が同日引け後に予定される人工知能(AI)関連銘柄の代表格エヌビディアの決算発表を前に、様子見に回った。
米商務省が26日発表した7月の個人消費支出(PCE)価格指数は前年比3.7%上昇し、ロイターがまとめたエコノミスト予想の3.6%上昇を上回った。nL6N44N0RX
第2・四半期の国内総生産(GDP)改定値は年率換算で前期比1.5%増となった。
今回の統計は米連邦準備理事会(FRB)の政策見通しに新たな不透明感を加え、今後発表される経済指標の重要性を高めた。投資家はウォーシュFRB議長が28日にジャクソンホール会議で行う講演を注視する見込みだ。
モルガン・スタンレー・ウェルス・マネジメントのチーフエコノミックストラテジスト、エレン・ゼントナー氏は「(今回の指標は)9月会合の判断を左右するには十分ではなかったが、今後の指標が同じ方向を示せば、FRBは様子見姿勢からの転換を迫られる可能性がある」と述べた。
CMEのフェドウオッチによると、9月の連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ確率は38.1%となっている。
エヌビディアは1.6%安で通常取引を終了。
サイバーセキュリティー企業クラウドストライクは引け後の決算発表を前に2%上昇した。
S&P総合500種の業種別ではヘルスケアが1%安と最も軟調だった。前日に大きく上昇していたバイオ医薬品のモデルナが5.8%下落した。
メタは1.1%高。同社の交流サイト(SNS)が子どもに害を与えたとして複数州が訴えていた訴訟で、最大180億ドルを支払い、10代の若者によるSNS利用を厳しく制限することで和解した。
アップルは1.1%高。
会計ソフトのインテュイットは3.2%下落。通期売上高見通しが市場予想を下回ったことを嫌気した。
食品大手JMスマッカーは4.3%高。通期の減収見通しが予想より小幅にとどまった。
ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.16対1の比率で上回った。ナスダックでも1.38対1で値下がり銘柄が多かった。
米取引所の合算出来高は142億株。直近20営業日の平均は162億株。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 53463.88 -113.52 -0.21 53547.68 53639.75 53379.40
前営業日終値 53577.40
ナスダック総合 26130.20 -21.10 -0.08 26099.58 26189.81 26021.63
前営業日終値 26151.30
S&P総合500種 7675.70 -1.58 -0.02 7666.88 7690.73 7657.41
前営業日終値 7677.28
ダウ輸送株20種 21583.06 +127.44 +0.59
ダウ公共株15種 1095.11 +5.21 +0.48
フィラデルフィア半導 11611.24 +23.20 +0.20
体
VIX指数 15.21 -0.24 -1.55
S&P一般消費財 1921.96 -11.93 -0.62
S&P素材 676.19 -0.16 -0.02
S&P工業 1524.59 +16.15 +1.07
S&P主要消費財 945.66 -3.83 -0.40
S&P金融 967.57 -1.09 -0.11
S&P不動産 287.10 -1.57 -0.54
S&Pエネルギー 949.65 +2.57 +0.27
S&Pヘルスケア 2019.81 -20.65 -1.01
S&P通信サービス 454.80 -3.26 -0.71
S&P情報技術 6798.77 +24.82 +0.37
S&P公益事業 440.27 +2.05 +0.47
NYSE出来高 10.17億株
シカゴ日経先物9月限 ドル建て 65975 - 435 大阪比
シカゴ日経先物9月限 円建て 65970 - 440 大阪比