Bo Erickson David Shepardson

[ワシントン 26日 ロイター] - トランプ米大統領は26日、貿易問題を巡り対立が深まるカナダについて、「このようなことはもはや許されないと教える時だ」と述べた。

トランプ大統領は保守系政治評論家グレン・ベック氏とのインタビューで、カナダと「かなり良いディールが成立していた」と説明。その上で「われわれはカナダから、どうしても必要としているものはない。多少の不便はあるかもしれないが、他の場所から調達できる」とし、「今こそカナダに対し『もうこのようなことは許されない』と教える時が来た」と語った。

米国は22日、カナダとの通商交渉が決裂したことを受け、約200億ドル相当のカナダ製品に対する50%の追加関税を発動。カナダも25日、9月8日から米措置と同規模となる276億カナダドル(約199億4000万米ドル)相当の米国製品に報復関税を課すと発表。鉄鋼やアルミニウムなどの主要分野に50%の関税を適用する。

在米カナダ大使館はコメントを出していない。

26日にカナダ放送協会(CBC)のインタビューに応じたグリア米通商代表部(USTR)代表は、現時点ではカナダ側とのチャンネルは開かれていないと述べたが、カナダのルブラン対米貿易担当相とは良好な関係にあると語った。

「カナダの人々がどのように感じ、何を考えているかは分かっている」とし、「われわれには独自の通商政策があり、米国にとって最善の方法でそれを進めていく」と述べた。

ホワイトハウスのナバロ大統領上級顧問(貿易・製造業担当)はC-SPANに対し、カナダが最終的に米国と締結する合意は先週提示された内容よりも「劣るだろう」とし、「カナダにとって良い結果にはならない」との認識を示した。

米国がカナダに提示していた案は、カナダに非常に有利な内容だったとし、「経済的に考えれば、カナダが拒否する理由はなかったはずだ」と語った。

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