Richard Cowan
[ワシントン 26日 ロイター] - 米上院民主党議員は26日、イスラエルのネタニヤフ首相に書簡を送り、占領下のヨルダン川西岸で急増する入植者の暴力や、イスラエル治安部隊によるパレスチナ人の大量拘束を抑えるよう求めた。
ロイターが確認した書簡には、上院民主党会派47人のうち42人が署名。入植者による「致死的な暴力」が増えていると指摘した。
また、2022年以降にヨルダン川西岸で入植者または治安部隊に殺害されたとする米国人9人の死亡について、捜査を強化するよう求めた。
書簡はここ数週間の暴力の「著しい増加」により、「イスラエル治安部隊による大規模な対応やパレスチナ人の大量拘束、入植者によるモスク襲撃が報告される事態」に至ったと指摘した。
書簡は長年にわたり議会でイスラエルを強く支持してきたシューマー上院院内総務と、シフ(カリフォルニア州)、ブッカー(ニュージャージー州)両議員が起草した。
議員らはイスラエル政府に対し、入植地の追加承認や「ヨルダン川西岸における違法な前哨拠点」の建設をやめ、既存の前哨拠点を撤去する措置を講じることも求めた。
トランプ大統領は、ヨルダン川西岸の情勢についてほとんど発言していない。ハッカビー駐イスラエル米大使は、過激な入植者を「イスラエルのテロリスト」と非難した。今月ロイターに対し、パレスチナ人の村クスラを包囲した者は米国の制裁対象になり得ると語った。