[上海 26日 ロイター] - 中国・香港株式市場は上昇して引けた。世界的な株高を背景にハイテク銘柄や人工知能(AI)関連サプライチェーン銘柄を中心にセンチメントが改善した。
中国のCSI300指数は0.9%上昇、上海総合指数は0.6%高となった。香港のハンセン指数は0.6%上昇した。
オーバーナイトでの米株高が中国のAI関連銘柄を下支えした。7日続落していたエヌビディアが2%超上昇して引け、ハイテク株の比重が大きい上海証券取引所の新興ハイテク企業向け市場「科創板」50指数は1.7%、CSI半導体指数は1.8%上昇した。
HSBCのアナリストは、中国のAI関連銘柄のバリュエーションは依然割高で、一段の上昇は他のAI応用分野や収益化シナリオなどの展開でしか期待できないとの見方を示した。
本土上場と香港上場の中国証券会社株はいずれも相場全体をアウトパフォーム。取引が活発な中で好調な上期決算と配当実施を発表したことが背景。中国国際金融(CICC)の香港株は8%超急伸した。
香港上場のハイテク大手株は約1カ月半ぶりの安値から0.8%上昇。
電子商取引(EC)大手アリババは2%上昇した。規制当局への届け出で会長による保有株の買い増しが明らかになったことに加え、創業者の馬雲(ジャック・マー)氏も株式を購入したと報じられた。
半面、CSIエネルギー指数は0.7%下落。ホルムズ海峡経由の供給拡大観測を背景に原油先物価格が下落した。
香港上場の不動産関連株は2%超上昇。不動産情報サイト運営の貝殻(ベイク)が第2・四半期決算が予想を上回ったことを受けて5%急伸した。