ナイジェリアのティヌブ大統領は25日、中北部ニジェール州で先週、武装集団によって多数の人が拉致されたことを受け、軍やその他の治安機関に対し、直ちに救出作戦を開始するよう命じた。
住民によると、武装集団がフェイスブックなどに投稿した動画には、同州のモスク襲撃の際に拉致された約600人の女性、子ども、高齢者が映っていた。
この数字が事実であれば、近年の同国では最大かつ最も大胆な集団拉致事件の一つとなる。
事件は数多くの武装集団が活動する同国の広範な地域で治安を守れない政府の無力さを浮き彫りにしている。武装集団は辺境地域を熟知しているため、人質救出は困難を極めそうだ。
拉致現場となったボルグ地区の当局者は、襲撃の際に30人が死亡し、23日に埋葬されたと述べた。
事件について初めて公式にコメントした大統領府は、「卑劣」として襲撃を非難し、責任者を法の下で裁くと表明。ティヌブ氏は声明で「テロがナイジェリアを屈服させることはない。われわれは国民を守り、地域社会を保護し、人命の尊厳を守り抜く」と述べた。
[ロイター]

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