「メガアース」とは、異常に大きく密度が高い太陽系外の岩石惑星のこと。一般的な「スーパーアース」よりもさらに質量が大きく、主に岩石や金属などの固体でできていると推定される。今回の研究を率いるトーマス・ビーティ教授は、GJ 523bがこの分類の定義をはっきりさせる助けになり得ると見る。
「『メガアース』という用語は10年以上前から使われていたものの、『これこそメガアースだ』と確定できるような惑星は見つかっていなかった」とビーティは解説する。「GJ 523bでついにそれが言えるようになった」
GJ 523bを理解するためには、天文学を超えた知識が求められるとビーティは言い添えた。地球上の実験室では再現できない圧力をかけて鉄や岩石の挙動を調査できる地質学者や、この惑星に占める岩石の割合を見極められる大気科学者などが必要だという。
GJ 523bはアメリカ航空宇宙局(NASA)の系外惑星探査衛星TESSが、候補天体として発見した。TESSは、恒星の明るさが一定の周期で落ちる現象を観測することで、惑星を発見する。恒星が暗くなるのは、公転する惑星が前を横切ったことによる現象の可能性がある。
クロフトは、アリゾナ州にあるWIYN望遠鏡を使ってこの候補天体の観測を続けた。研究チームはジェームズウェッブ宇宙望遠鏡が収集したデータも利用して、この惑星の密度や大気を調べた。
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