Cassandra Garrison Leah Douglas

[メキシコ市/ワシントン 24日 ロイター] - 米農務省は24日、メキシコからアリゾナ州ダグラスの検疫施設を経由した生体牛の輸入を再開したと発表した。

米農務省は1年以上前、家畜の傷口などに寄生する害虫スクリューワーム(ラセンウジバエの幼虫)の侵入を防ぐため、メキシコからの生体牛の輸入を停止していた。

ロリンズ米農務長官によると、農務省は今後ニューメキシコ州内の輸入拠点2カ所を開放する計画で、1カ所は30日後、もう1カ所は60日後に開放される予定だ。

メキシコは近年、スクリューワームの発生が確認された北部国境州において封じ込め対策を強化し、米国が段階的な輸入再開措置を実施して24日に国境を越えた家畜取引が再開したことを受け、家畜輸出に対する監視を一段と厳しくしている。

一部の米国の畜産団体や州当局者からは反発の声が上がっている。彼らは、メキシコ北部でスクリューワームの発生が依然として拡大し続け、既にテキサス州およびニューメキシコ州でも発生が確認されていることから、輸入再開によってスクリューワーム被害のリスクが高まる恐れがあると主張している。

ロリンズ氏は24日、記者団に対し「米国の家畜牛と米国の消費者を守るためのあらゆる措置を講じたと確信している。従って今後は徐々に国境検疫施設を再開できる」と述べた。

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