[25日 ロイター] - 25日の金相場は上昇し、米財務省の長期債買い戻し発表を受けた基調が続いている。市場の焦点は、今週発表される米インフレ指標とウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長の講演に移っている。
0026GMT(日本時間午前9時26分)時点で、金現物は0.6%高の1オンス=4676.75ドル。序盤には5月14日以来の高値を付けた。米金先物は0.8%高の4734.50ドル。
先週は、米財務省が長期国債を対象とした流動性支援のための買い戻しを倍増させると表明したことを受け、金価格が急伸した。
FRBが重視するインフレ指標である米個人消費支出(PCE)価格指数は26日に発表される。
今週開かれるジャクソンホール会議でウォーシュ議長が就任後初めて行う講演は、その重要性が一段と増している。トレーダーやアナリストは、最近の債券利回り急上昇に関する見通しと、トランプ政権からの独立性に関する確証を求めている。
シティは24日、3カ月先までの金価格目標を1オンス=4800ドルに引き上げ、上昇余地はなお残っているとの見方を示した。6─12カ月の目標は5000ドルに据え置き、理由としてホルムズ海峡を巡る緊張の最終的な緩和、実質金利の低下、FRBのタカ派姿勢の後退を挙げた。