[ジャカルタ 21日 ロイター] - インドネシア中央銀行が21日発表したデータによると、第2・四半期の経常収支は赤字が国内総生産(GDP)比3.3%に拡大した。第1・四半期はGDP比1%だった。

インドネシアは赤字の穴埋めを証券投資による資本流入に頼ることが多く、経常収支データはアナリストが注視している。赤字が拡大するとルピア相場に圧力が加わり、中銀の金融引き締め判断に影響を及ぼす可能性がある。

LSEGのデータによると、第2・四半期の経常赤字は18年第4・四半期以来最大だった。

赤字額は125億ドルで、第1・四半期の36億ドルから拡大した。

中銀は、赤字拡大の要因として、世界的な原油高による財の貿易黒字縮小や、イスラム教徒の年に一度の巡礼「ハッジ」に伴う旅行によるサービス貿易赤字の拡大といった一時的な要因を挙げた。

第2・四半期の国際収支は8億8200万ドルの赤字で、第1・四半期の91億ドルの赤字を大きく下回った。

中銀は声明で「今後、国際収支は良好な見通しが続くと予想され、対外的な耐性を支えるだろう」と述べた。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。