Max A. Cherney
[サンフランシスコ 18日 ロイター] - 人工知能(AI)向け半導体の米新興企業セレブラス・システムズは18日、AIチャットボットの推論処理を高速化する新型サーバーシステム「CS-4」を発表した。
同社が設計した大型チップ3基を搭載する。アーキテクチャにも自社開発の「ネクサス」を採用し、チップを搭載したモジュールの差し替えが可能となっている。
チップはディナープレートほどの大きさで、チップ間のデータ移動で生じる電力消費や処理速度の低下を抑えられる。チップは台湾積体電路製造(TSMC)の5ナノメートル製造プロセスで生産され、第3・四半期に製品の提供を開始する。部品点数を従来比で50%削減し、データセンター建設の迅速化にもつながるとしている。
アンドリュー・フェルドマン最高経営責任者(CEO)によると、セレブラスは2027年末までに、総計600メガワット規模の計算インフラを顧客向けに提供する計画であり、技術開発では次世代のチップやシステムの高速化に重点を置いている。
フェルドマン氏は記者説明会で、「現在から2027年末までに処理速度を4倍にし、スループット(単位時間当たりの処理量)を20倍にする」と述べた。