[ニューヨーク 14日 ロイター] - 米国株式市場はS&P総合500種が反落して取引を終えた。前日は終値ベースで過去最高値を更新していた。この日は、半導体製造装置大手アプライド・マテリアルズを中心に売られる中、小売売上高が予想を下回る内容となったことを消化する展開となった。
アプライド・マテリアルズは5.1%下落。13日発表した第4・四半期(8-10月)の売上高見通しは、市場予想を上回ったものの、投資家の期待を上回ることはできなかった。同社の株価は、人工知能(AI)データセンター整備関連の旺盛な需要を背景に、2026年に入って倍増している。
AI関連株の高いバリュエーションに懸念が広がる中、他の半導体銘柄も下落。ブロードコムは5.9%、インテルは2%それぞれ下げた。
アトランタのグローバルト・インベストメンツのシニアポートフォリオマネジャー、トーマス・マーチン氏は「現在の市場を動かす要因の多くは、AI関連のさまざまな分野にある。アプライド・マテリアルズは業績と見通しがともに予想を上回ったにもかかわらず、期待値の高さから売られた企業の一例だ」と述べた。
S&P500種エネルギー株指数は原油価格の上昇を追い風に1.4%上昇した。
この日発表の経済指標では、7月の小売売上高(季節調整済)は前月比0.6%減少。ロイターがまとめたエコノミスト予想に反して落ち込み、9カ月ぶりのマイナスとなったほか、下げ幅は14カ月ぶりの大きさとなった。
ここ最近の一連の経済指標を受けて、市場では連邦準備理事会(FRB)が9月の会合で金利を据え置くとの見方が大勢。CMEのフェドウォッチによると、市場が織り込む9月の連邦公開市場委員会(FOMC)での金利据え置きの確率は67%、利上げの確率は33%となっている。
オンライン掲示板運営レディットは約13%急伸。同社は、8月18日にS&P500種に組み入れられ、米不動産投資信託(REIT)のエクイティ・レジデンシャルに買収される同業の米アバロンベイ・コミュニティーズと入れ替わる。
一方、人事・財務管理ソフトウエアを手掛けるワークデイは3.8%下落。 米プライベートエクイティ(PE)大手シルバー・レイクが、ワークデイの買収に向けて協議を進めていることが13日、関係筋の話で分かった。
ドローン(無人機)関連銘柄の一部も上昇した。トランプ米大統領は13日、ドローンと関連部品の輸入に関税を課す大統領令布告に署名した。ドローンメーカーのレッド・キャットは8.8%、アンユージュアル・マシーンズは25%、それぞれ上昇した。
S&P総合500種では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.1対1の比率で上回った。
米取引所の合算出来高は96億株。直近20営業日の平均は174億株。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 53732. -107. -0.20 53842 53890 53673
41 58 .80 .84 .47
前営業日終値 53839.
99
ナスダック総合 26729. -73.8 -0.28 26851 26862 26661
16 6 .15 .17 .95
前営業日終値 26803.
03
S&P総合500種 7785.7 -13.2 -0.17 7806. 7810. 7776.
6 3 60 01 31
前営業日終値 7798.9
9
ダウ輸送株20種 21792. -135. -0.62
39 66
ダウ公共株15種 1112.3 +2.80 +0.25
9
フィラデルフィア半導 12417. -38.9 -0.31
体 05 5
VIX指数 14.25 -0.38 -2.60
S&P一般消費財 1937.9 -7.17 -0.37
5
S&P素材 656.65 +3.14 +0.48
S&P工業 1577.2 +5.48 +0.35
5
S&P主要消費財 950.67 +0.92 +0.10
S&P金融 966.56 -1.34 -0.14
S&P不動産 288.15 +1.05 +0.36
S&Pエネルギー 946.99 +12.7 +1.36
4
S&Pヘルスケア 1949.4 -11.8 -0.60
6 5
S&P通信サービス 458.02 -0.45 -0.10
S&P情報技術 7042.5 -30.0 -0.42
4 4
S&P公益事業 449.01 +2.44 +0.55
NYSE出来高 10.52億
株