Ismail Shakil Dan Rosenzweig-Ziff
[14日 ロイター] - 米首都ワシントンにある第2次世界大戦記念碑が、せっけんの泡や落書きによる被害を受けた問題で、米首都ワシントンのピロ連邦検事は14日、女性1人を拘束し、重罪2件で訴追したと明らかにした。
記念碑の噴水は大量の泡であふれ、一部には「Clean hands Dirty $(きれいな手、汚れた金)」との文字が赤色と緑色の塗料で書かれていた。
ピロ氏はSNSへの投稿で、拘束した女性を「米国政府の財産に対する損壊行為」、「退役軍人記念碑の破壊」の疑いで訴追したと説明。これらの罪には最長10年の禁錮刑が科される可能性があるとした。ピロ氏は、記念碑の赤い塗料で書かれ文字の近くでスプレー缶のようなものを手にしている女性の写真も公開した。
ただ、ピロ氏は写真の入手元などについて明らかにしておらず、ロイターは写真の真偽を現時点で確認できていない。
ピロ氏を巡っては、トランプ米大統領が今月初め、首都ワシントン中心部の人工池を巡る器物損壊事件の訴追取り下げについて、「圧力に屈した」、「傘のようにしぼんでしまった」と厳しく批判している。
トランプ氏は14日の自身の交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、人工池を巡る問題と今回の第2次大戦記念碑の事件を関連付け、「まず人口池、そして今度はこれだ」とし、「戦争で命を落とした米国人への侮辱だ。こうした連中は一体どこから来るのか」とした。
ピロ氏の事務所からコメントは得られていない。