[オミシュ(クロアチア) 14日 ロイター] - 新たな熱波に見舞われている欧州各地で山火事が相次いでいる。
地元当局によると、クロアチア南部の観光地オミシュ近郊で夜間に山火事が発生し、1人が死亡、40人が負傷した。火災は14日朝までに鎮火したものの、約1200人が避難を余儀なくされたという。
ドイツ西部では、ベルギーとの国境付近で発生した山火事が近隣の集落に迫り、約2000人が避難した。同地域には第二次世界大戦時の弾薬や不発弾が残されており、消火活動を難しくしているという。
フランス南西部のランド県でも山火事が発生し、525人が避難した。同地域は、今夏発生した大規模な山火事で大きな被害を受けた地域に近い。
ギリシャ北部のハルキディキ地方でも13日、強風にあおられた山火事がリゾート地に迫り、休暇で訪れていた観光客や住民ら300人超が陸路や海路で避難した。
このほか、スペインや英中部ストゥールブリッジでも山火事が発生している。
欧州連合(EU)の気象情報機関コペルニクス気候変動サービスは、19日にかけて欧州中部から東部の広い範囲で、山火事を引き起こしかねない「非常に極端な」気象条件となる可能性があると警告した。また、英南部やアイルランド、フランス北部、スウェーデン南部の一部でも同様の状況が発生する恐れがあるとしている。