Ryan Patrick Jones Jasper Ward
[13日 ロイター] - 米首都ワシントンの総合文化施設ケネディ・センターの理事会は13日、トランプ大統領の名前を建物の正面に掲げることを決定した。理事を務めるジョイス・ビーティ下院議員(民主党)が明らかにした。この問題を巡っては連邦地裁が5月にトランプ氏の名前を削除するよう命じており、再び法廷闘争に発展する可能性がある。
ビーティ氏は今日の会合で「ドナルド・J・トランプ大統領によって修復・改修された」と明示することが決定されたと述べた。敷地の名称を「ドナルド・J・トランプ大統領プラザ」に改称することも決めたという。
ケネディ・センターはコメント要請にすぐに応じなかったが、事情に詳しい別の関係者も理事会の決定を確認した。
これに先立ち、米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)は、理事会が「センターの存続に果たしたトランプ大統領の多大かつ前例のない貢献をあらゆる合法的な手段で認識し、たたえることを望む」とする決議を可決したと報じていた。
ビーティ氏によると、理事会はケネディ・センターを2年間閉鎖することも議決した。同理事会はトランプ氏が任命した理事が多数を占める。
トランプ政権は昨年12月、ケネディ・センターの正面にトランプ氏の名前を追加した。しかし、連邦地裁は今年5月、議会の承認なしに名称変更はできないとして、トランプ氏の名前を削除するよう命じ、2年間の改修工事のため同施設を閉鎖する動きを阻止した。
ビーティ氏が違法な名称変更と閉鎖計画だとして、トランプ政権と同センターを提訴していた。
連邦控訴裁判所(高裁)は先月、名前を復活させるために訴訟を続ける間、建物にトランプ氏の名前を残そうとする政権の試みを退けた。