Christoph Steitz

[フランクフルト 7日 ロイター] - ドイツの鉄鋼・機械大手ティッセンクルップが7日に開いた臨時株主総会で、素材商社部門「tkアチェリス」の分割案が承認された。

同部門の49%を分離し、残りの過半数株式はティッセンクルップが維持する。分割後のtkアチェリスは10月末に個別上場する可能性がある。

同部門は鉄鋼や合金などの原材料を卸売りし、それらを保管する倉庫を運営している。ティッセンクルップは広範囲に及んだ事業構造の簡素化を進めており、これまでも水素部門や防衛部門の個別上場を実施してきた。

tkアチェリスは30カ国で事業展開し、従業員は約1万5500人。直近年度の売上高は114億ユーロだった。企業価値評価は36億ユーロ(42億ドル)程度となる可能性がある。

株主総会では99.99%が分割案に賛成したが、大株主の1社である資産運用会社DWSは、個別上場後もティッセンクルップが大きな支配権を維持する計画を批判し、投票を棄権した。

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