Hiroko Hamada

[東京 10日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は反発し、前営業日比2.02%(1324円77銭)高の6万6931円48銭となった。低調な米雇用統計の結果を受けて米国株が上昇した流れを引き継ぎ、東京市場でも買いが優勢となった。指数寄与度の高い半導体関連株の一角が相場を押し上げ、日経平均は一時6万7000円を回復。好決算銘柄への買いも支えとなった。

・日経平均は前営業日比0.45%(298円39銭)高でスタートした後、上げ幅を拡大し、前場中盤に一時2.13%(1400円13銭)高の6万7006円84銭まで上昇。

・フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2%超高となったことを好感する形で、半導体関連株が上昇。アドバンテスト、東京エレクトロンが堅調。

・主力株の一角も高い。前週末に業績見通しの引き上げを公表したリクルートホールディングスはストップ高。ソニーグループはしっかり。日本経済新聞電子版は10日、同社と台湾積体電路製造(TSMC)が2029年にも熊本県で画像センサーの次世代半導体を量産すると報じた。

・TOPIXは0.79%高の4107.14ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は4兆7802億7100万円。

・東証33業種では、サービス、精密機器、非鉄金属など23業種が値上がり。石油・石炭製品、保険、銀行など10業種は値下がり。

・東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1067銘柄(68%)、値下がりは461銘柄(29%)、変わらずは26銘柄(1%)。

<いちよし証券 投資情報部 銘柄情報課課長 及川敬司氏>

「6月後半以降にみられた半導体株の調整が一巡し、好業績を背景に反発する局面へ」

「春先は半導体関連株が押し上げる動きとなっていたが、足元では幅広く買いが優勢で、地合いはしっかりしている」

「目先も日経平均は上方向を試す動きとなるとみられるが、6月までにみられた急ピッチな上昇は一服か。時間をかけて高値を試す展開を想定」

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