[ロンドン 9日 ロイター] - バーナム英首相は9日、消費者の誤解を招く商品値引き表示や、いったん登録すると解約しにくい「サブスクリプショントラップ」の取り締まりを強化する方針を示した。家計の負担を軽減し、生活水準を向上させる取り組みの一環。
計画では小売業者が値引き額を実際よりも大きく見せかけるような表示を禁止する。政府は(1)過去の販売価格についての虚偽表示(2)架空の値引き(3)誤解を招く希望小売価格の表示――などの手法を禁止するかどうかを検討するため、意見公募を開始する。
バーナム氏はまた、サブスクリプション(定額利用)登録がより高い料金で自動更新され、解約が難しい「サブスクリプショントラップ」を解消する意向も示した。
来年1月から施行する新規則で事業者に対し、契約時に情報をより明確に表示し、定期的に通知を行い、契約解除を大幅に容易にするよう求める。加えて14日間のクーリングオフ期間を新設し、無料試用期間終了後や長期契約の更新後でも消費者が契約を解除できるようにする。
バーナム氏は「今日は始まりに過ぎない」と述べ、追加対策を打ち出すと約束した。
これに対し、英小売協会(BRC)の事業・規制担当ディレクター、トム・アイアンサイド氏は「BRC加盟企業は販促活動に関するすべての規則や規制を順守しており、消費者が値引きによって実際の節約効果を得られるようにしている」と述べた。