[アンカラ 9日 ロイター] - トルコの当局者2人は9日、安全面への懸念が高まる中でも、船舶はトルコ海峡を経由して黒海へと順調に航行しているとロイターに語った。

ブルームバーグ・ニュースは8日、トルコ所有の船舶などが攻撃を受けたため、トルコ政府が黒海への商船の航行を制限したと報じた。

トルコは、黒海での攻撃を巡り、戦争中のロシアとウクライナに繰り返し警告を発し、同海域の航行の安全を確保する措置を講じるよう求めている。

トルコのフィダン外相は8日、政府がロシアとウクライナに対し、黒海での攻撃の一時停止を宣言するよう伝えたと明らかにした。

先のトルコ当局者らは匿名を条件にロイターに対し、トルコ政府が安全保障上の懸念を強く抱いていたため、いくつかの暫定措置を講じていたが、モントルー条約の条件下では航行は自由だと述べた。これ以上の詳細は明かさなかった。

1936年に調印されたモントルー条約は、トルコにボスポラス海峡およびダーダネルス海峡の管理権、ならびに軍艦の通過を規制する権限を与えている。また、平時における民間船舶の自由な通過を保証するとともに、黒海沿岸国に属さない船舶の通過を制限している。

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