ソウル株式市場は続落、週間では7週連続の下落となった。人工知能(AI)関連取引への警戒感や半導体株の乱高下でセンチメントは崩れやすい状態が続いている。
総合株価指数(KOSPI)は寄り付き直後に2%近く急伸した後、下げに転じて一時2.2%安まで下落した。終値は0.6%安、週間では5%超下落して2022年12月以来の週間での長期下落となった。
韓国株はここ数週間、レバレッジ取引が過去最大規模に膨らみ、海外勢が資金を流出させる中で乱高下している。KOSPIは6月22日に付けた終値ベースの過去最高値から31%下落したが、年初来では約48%高の水準を維持している。
シンガポールのフィボナッチ・アセット・マネジメント・グローバルのユン・ジョンイン最高経営責任者(CEO)は「異例のボラティリティー局面の後、韓国市場は依然として均衡点を模索している」と述べた。
ペッパーストーン(メルボルン)のリサーチストラテジスト、ディリン・ウー氏は「相場の下値を固めるには2つの条件が必要だ。海外勢の買いが持続的にプラスに転じること、そしてイランとオマーンによるホルムズ海峡の枠組みが実際の再開につながることだ」と指摘。「この2つが実現するまで株価の回復は限定的で、日々の乱高下が続く可能性が高い。今はファンダメンタルズを正しく見極めるだけでは不十分で、方向よりもポジションの規模の管理が重要だ」と語った。
取引所のデータによると、海外勢は8590億ウォン(6億0596万ドル)相当の株式を売り越し、年初来の株式流出額は約1160億ドルに拡大した。
サムスン電子は小幅上昇。SKハイニックスは4.9%急落、週間では13%安と7月中旬以来最大の下げ幅を記録した。
シドニー株式市場は小幅下落。今週に入って過去最高値を連日で更新していたが、原油価格の急伸でホルムズ海峡へのアクセスを巡る懸念が再燃し、投資家心理が悪化した。
S&P/ASX200指数は前日終値比0.1%安で終了。週間では3.2%高となり、4カ月ぶりの大幅高を記録した。
銀行、鉱業、ヘルスケアなどディフェンシブセクターの比重が大きいシドニー株は、人工知能(AI)関連銘柄の変動が激しくなるなか、6月以降アジア地域の他市場や米ウォール街をアウトパフォームしている。
金融株指数は1%安と相場全体の下げを主導し、四大銀行は1─1.6%下落。ヘルスケア株指数は0.9%下げた。ただ、両指数の今週の騰落率はそれぞれ1.4%高、5%高となっている。
一方、鉱業株指数は鉄鉱石価格の上昇を背景に1.3%高となり、下げを抑制した。週間では5カ月超ぶりの大幅高を記録。主力のBHPは0.2%、リオティントは0.8%、それぞれ上昇した。エネルギー株指数は原油高を受けて0.6%上昇したものの、週間では約2%安と、直近6週間で最悪のパフォーマンスとなった。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
韓国 総合株価指数 6258 -37.6 -0.60 6365. 6415. 6158.
.77 1 07 60 73
前営業日終値 6296
.38
台湾 加権指数 4422 -170. -0.38 44450 44827 43941
5.91 79 .19 .13 .56
前営業日終値 4439
6.70
豪 S&P/ASX指 9263 -8.00 -0.09 9271. 9274. 9216.
数 .600 0 600 700 700
前営業日終値 9271
.600