[ブラジリア 6日 ロイター] - ブラジル開発・産業・貿易・サービス省が6日発表した7月の貿易収支は、71億ドルの黒字となった。価格上昇で輸出入額が増加した一方、数量ベースでは輸出入ともに減少した。
黒字幅は前年同月の70億ドルとほぼ同水準だったが、ロイター調査によるエコノミスト予想の84億ドルは下回った。
輸出は前年同月比6.2%増の341億ドル、輸入は7.6%増の271億ドルだった。
主要輸出品目では大豆、原油、燃料、パルプの伸びが最も大きかった。
一方、品目がより多様な輸入面では燃料、肥料、医薬品を含め、前年から全体的に増加した。
1─7月の貿易黒字は、前年同期比31.9%増の490億ドル。同省は通年の黒字を900億ドルと見込んでいる。
1─7月は、最大の貿易相手国である中国向け輸出が19.7%増加した一方、第2位の米国向けは12.2%減少。トランプ米政権は7月下旬、ブラジル製品に対する新たな関税を発表した。
この期間の中国向け輸出は全体の31.6%を占めた一方、米国向けは9.6%に低下した。
石油の純輸出国であるブラジルは、米国・イスラエルの対イラン戦争による原油価格上昇の恩恵を受けている。