[東京 29日 ロイター] - 28日に最大震度7の地震が発生した熊本県では、29日朝も地震が観測され、家屋倒壊などの被害が広がっている。気象庁によると午前5時49分ごろにも震度4の地震があった。この地震による津波の心配はない。

建物の2階部分が崩落し多数が閉じ込められた同県嘉島町にあるイオンモール熊本では、共同通信などによると、地震発生を受けて施設内にいた人のうち約200人が避難した後に爆発が起きた。2人の死亡が確認され、1人が心肺停止だという。報道によると、政府高官は28日夜、ガス漏れが原因の可能性があるとの見方を示した。

熊本県災害対策本部が発表した28日午後10時時点の情報によると、日本製紙八代工場(八代市)では11人が閉じ込められた。そのうち2人は救助されたが心肺停止で、残る9人が安否不明となっている。報道によると、煙突の一部が折れる被害があったという。

地震が起きた熊本県の周辺は半導体産業が集積している。同県菊陽町に工場がある台湾積体電路製造(TSMC)は地震後に従業員を避難。28日夜までに従業員と建物の安全を確認し、徐々に操業を再開した。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。