Prakhar Srivastava
[28日 ロイター] - 米クレジットカード大手ビザが28日発表した第3・四半期(4─6月)決算は、売上高と利益が市場予想を上回った。堅調な個人消費と旺盛な旅行需要を追い風に決済取扱高が増加した。
インフレ圧力や中東紛争に伴う不透明感にもかかわらず、個人消費は安定を保った。
ビザのネットワーク上での消費者および企業全体の支出を示す指標である決済取扱高は10%増加し、処理件数も10%増えた。
クロスボーダー決済取扱高は為替変動の影響を除いたベースで13%増加し、伸び率は前年同期の12%から加速した。国際旅行に関連する取引はビザのネットワーク上でも特に高額な取引の一つであり、売上高に大きな影響を与える可能性があるため、投資家はクロスボーダー決済取扱高を特に注視している。
サッカーのワールドカップ(W杯)も押し上げ要因となり、来訪者がホテルやレストラン、交通、娯楽などに支出した。
調整後純利益は63億ドル(1株当たり3.32ドル)に増加。LSEGがまとめたアナリストの1株利益予想は3.23ドルだった。
純売上高は14%増の116億3000万ドルで、アナリスト予想の113億9000万ドルを上回った。
営業費用は19%増の48億ドル。主に人件費の増加が影響した。
同社株は時間外取引で約1%下落した。