John O'Donnell Valentina Za

[ベルリン 24日 ロイター] - 独コメルツ銀行のイェンス・バイトマン会長は24日、イタリアのウニクレディトに対し、合併条件を巡る協議を呼びかけた。ウニクレディトが出資比率を段階的に48%まで引き上げ、株主総会の決議を左右できる水準に達したことで、これまでの買収への抵抗姿勢を放棄し、譲歩の引き出しに軸足を移した形だ。

独連邦銀行(中央銀行)の前総裁で国内での信望が厚いバイトマン氏は、「違う展開を望んでいたが、次回の年次株主総会における力関係は明白だ」と述べた。

ウニクレディトのアンドレア・オーセル最高経営責任者(CEO)は前日、ドイツ政府とコメルツ銀の従業員代表との協議を求めた。

バイトマン氏は声明で「行員、株主、そして同行の顧客のための重要な条件を定めるため、建設的な協議を行わなければならない」と指摘。「協議はウニクレディトの利益にもかなうもので、ドイツ政府を経由した近道はないということだ」と述べた。

コメルツ銀の従業員代表を務める経営評議会議長も22日、大人として行動し、交渉を同行の経営陣に委ねる時だと述べていた。

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