[ニューヨーク 23日 ロイター] - 午前のニューヨーク外為市場で、ドルが対円で一時163.96円まで上昇し、1986年11月以来のドル高・円安水準を付けた。日銀が主要国の中央銀行に比べて利上げに慎重な姿勢を維持するとの見方が円の重しになっている。
中盤の取引でドル/円は0.49%高の163.93円。LSEGのデータによると、市場では日銀が年内に実施する利上げ幅は合計0.25%ポイント程度との見方が織り込まれている。
片山さつき財務相は23日、ドルが163円台での推移を続けていることについて、為替の水準についてはいつもと同様に具体的なコメントはしないと述べた上で「私たちの姿勢は全く変わっていない。必要に応じ、必要があれば果断に行動する」と語った。
ドルはユーロに対しても上昇。中東情勢の緊迫化を背景にした原油価格の上昇のほか、欧州中央銀行(ECB)が政策金利の据え置きを決定したことがユーロの重石になっている。
<為替> 欧州終盤 アジア市場終盤 コード
ユーロ/ドル 1.1413 1.1422
ドル/円 163.06 163.31
ユーロ/円 186.13 186.56