古今東西の凡ミスを知る
こうした相性のよい植物同士は、コンパニオンプランツと呼ばれる。先述のとおり、近年特によく言及されるようになってきたものだが、一部については昔から知られていた。
たとえば、2009年発行のアメリカ1ドル記念硬貨の裏面には、「スリーシスターズ」という栽培法が描かれている。
ネイティブアメリカン伝統の農法で、まず縦に伸びるトウモロコシと地面を横に伸びるカボチャを植え、ある程度育ったら近くに豆を蒔く。
すると、豆のつるはトウモロコシに巻きついて伸び、豆の根に棲む菌が植物の肥料になる窒素を周囲に供給し、カボチャが土の乾燥を防ぐ、というわけだ。
スズメの駆除も、農薬で益虫を殺してしまうのも、現代の私たちからすれば、ある程度結末の想像がつく話だ。
しかし、ミスというものは、実際にやらかすまでは意外と盲点であったりする。古今東西の凡ミスを知ることは、いろんな形の転ばぬ先の杖を得ることかもしれない。
近藤 仁美(クイズ作家)

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※当記事は「PRESIDENT Online」からの転載記事です。元記事はこちら。

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