Courtney Rozen

[ワシントン 22日 ロイター] - トランプ米政権は22日、人工知能(AI)を活用して複数分野にまたがる長年の科学的課題に対処するため、50億ドルを投じる計画を発表した。

各連邦政府機関は、慢性疾患の根本原因の特定、創薬の加速、より寿命の長い建築材料の開発などに、この資金を活用する。

トランプ大統領の首席技術顧問マイケル・クラツィオス氏はロイターに対し、研究者はエネルギー省のスーパーコンピューター、AIシステム、専門のデータセットに加え、アルゴリズムを使った実験に必要な各種リソースを利用できるようになると述べた。

このプロジェクトには厚生省、エネルギー省、運輸省、国防総省、内務省など15の政府機関が参加する。クラツィオス氏は「科学のためのAI」という大規模な取り組みに各機関を結集させる狙いがあると説明した。

政権はまた、大学よりも個々の研究者やAIを強く支援することで、連邦研究資金の配分方法を抜本的に見直す計画だ。政権が資金の使途に対する統制力を強めることにつながる。

マイクロソフトはこの取り組みを支援するため、AI開発に必要な計算能力を今後3年間で4000万ドル相当提供すると発表した。

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