[22日 ロイター] - 中国当局が、銀行の手形割引に関する指針の対象を全市場参加者に拡大したことが、複数の関係者の話で22日分かった。これにより、手形業務は事実上停止しているという。

中国は景気減速で、借り入れ需要が低迷している。

銀行が貸出枠の達成と余剰資金の運用先として手形市場に目を向けたため、手形の再割引率はここ数カ月で大きく低下していた。

ロイターは先週、当局が一部大手銀行に対し、0.5%を下回る金利での手形再割引を禁じる指針を出したと報じた。

しかし関係者によると、多くの中小金融機関が引き続き0.5%を下回る金利で手形を取引したため、指針の効果は限定的だったという。

新たな指針では、対象を全ての市場参加者とし、買い値と売り値の双方を0.5%以上に維持するよう求めた。

ある関係者は「取引の余地は基本的に残っていない。市場は行き詰まっている」と述べた。

この規制強化を受け、国有銀行や株式制銀行が提示する全ての期間の手形の気配値は一律に0.5%に戻った。

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