[北京 21日 ロイター] - 中国の証券監督当局、証券監督管理委員会(証監会)は20日と21日に市場関係者と会合を開き、株式市場の信頼回復に向けて市場の懸念に積極的に対応し、市場の安定性を高める方針を示した。
公式声明によると、証監会の当局者は両日、資本市場の安定的で健全な発展の促進について意見を聞くため、上場企業、証券会社、資産運用会社の代表者や専門家、学者と面会した。
中国株式市場は20日と21日、過去2週間で時価総額10兆元(1兆4800億ドル)を失った急落から反発した。
証監会の呉清主席は20日、投資家との同様の会合を主宰し、資本市場のリスクを防止し、監督を強化して市場の安定的な運営を維持すると表明した。
市場心理を押し上げる取り組みには、政府系投資家も加わった。中国最大手の保険会社などを含む複数の機関が、資本市場の発展を支えるため投資を拡大すると表明した。
浙江華友鈷業(浙江華友コバルト)やイ柴動力(ウェイチャイ・パワー)など一部の上場企業も、自社株買いや支配株主による保有比率引き上げを提案し、市場の信頼回復を図った。
証監会の当局者は会合で、上場企業に対し、投資家への還元改善に向け中核的な競争力を高めるよう求め、証券会社や資産運用会社にはサービスの改善を促した。
当局者は監督を強化し、投資家保護を改善する方針も示した。