John Revill

[チューリヒ 15日 ロイター] - 高級宝飾ブランド「カルティエ」などを傘下に持つスイスのリシュモンが15日発表した第1・四半期(4─6月)決算は、為替変動の影響を除いた売上高が前年同期比20%増の63億3000万ユーロ(72億4000万ドル)となり、ビジブル・アルファがまとめたアナリスト予想平均の59億ユーロを上回った。バンク・ボントベルは「驚くべき」結果だと評した。

投資家らは売上高が2桁台の伸び率を記録した大中華圏についてのリシュモンの前向きなコメントに勇気付けられた。しかしアナリストは、急成長するジュエリー分野への他の高級品グループの関与度が低いことから、この好調な結果が他社にも広く波及する効果は限定的だと指摘した。

「ヴァン クリーフ&アーペル」、「ブチェラッティ」、「ヴェルニエ」などのブランドが含まれるリシュモンのジュエリー事業の売上高は前年同期比24%増加し、アナリスト予想平均の13.5%増を大幅に超えた。

リシュモンによると、地域別では香港やマカオでの需要が堅調だったことを受け、アジア地域と米州での売上高の伸びが加速した。欧州でも売上高は増えた。中東では紛争による混乱を乗り越え、現地の顧客が観光客の消費減少を補ったことで、売上高は再び成長軌道に戻ったという。

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